人生ということで考えてみれば、お釈迦様は、人生は旅のようなものだから、苦労というのは逃れられない。
だからこそ、知恵を得て、それを苦労と感じなくさせることを覚えるということを聞いたことがあります。
それが、正しいとすれば、苦労を無くする為にやろうとしていることは、いつまでも無くならないことを、それが過ぎれば無くなると思い込んで、やっているということになりますよね。
まるで、ニンジンをぶら下げて走っている馬のようなことですが(笑)
感謝をするという言葉は、そういう意味で、現在の環境はそれほど変わらないのであれば、何がどうなってもにわかに喜ぶのではなくて、ことあるごとに感謝を探していたほうが、楽しいということなのでしょうか。
御婆さんと散歩をしていたときに、木陰や、落ちている木の実などを、いろいろと会話しながら歩いて楽しい思い出があります。
道を歩いて、目的の場所に行くなんて、車で行けば楽なのに。
ということなのですが、車よりも、歩いていた時のが良かった思い出です。


